2020年札幌市版育児パッケージ

現在はお申し込みできません。2020年度札幌市さぽーとほっと基金コロナ禍助成事業

NPO北海道ネウボラでは、コロナ禍の休校支援として、子育て家族へお弁当を提供する取り組みとしてのこども弁当&こども宅食事業を2020年4~7月にかけて、たくさんの団体様と連携し、また、その報道等からご寄付や支援者がつながり、たくさんの応援のおかげで、第4弾までの実施で、のべ約200件超、650食ほどの子育て家族へお弁当をお届けすることができました。

コロナ禍の一斉休校や、学校のスケジュール変更などに伴い、子育て中の母親の雇止め、就労環境の悪化、また、北海道・札幌市における全体的な経済活動の停滞により、父親らの所得減少をはじめ、所得階層に関わらずさらなるブラック労働など雇用環境のに拍車がかかり、慣れないリモートワークや教育へのフォローなど、母親への育児負担が増大している現実があります。

様々な家庭環境においても、子育ての大変さ・その環境は様々。

その悩みが一様であるわけがありません。

NPO北海道ネウボラのビジョンは『子育て家族と地域のみんなが、幸せに生きるためのつながる社会

NPO北海道ネウボラ活動紹介ムービー2020

少子高齢化により、少数派となってしまった子育て世帯を結び、子育ての負担と悩みに寄り添う、ネットワークを構築することを目的に、フィンランドネウボラで産後もらえる育児パッケージになぞらえ、札幌市版育児パッケージ北海道初上陸の北欧デザイン歯ブラシプレゼントキャンペーンによる訪問活動を実施します。

ファミリー支援員による歯ブラシのお届けと、歯磨きのコツのレクチャを玄関先などご対応させていただきます。

また、希望の方へは訪問時に次のサービスを1時間まで無料でご提供します。

  • おさがりアイテムのお届け&回収
  • お子様との遊び相手(0~2歳の歯ブラシプレゼント対象のお子様に限らずごきょうだいも含む)
  • 公園同伴
  • 知育・学習支援(0~2歳の歯ブラシプレゼント対象のお子様に限らずごきょうだいも含む)
  • 悩み相談
  • 食の支援

おさがりアイテムや食の支援については、訪問時の協力・支援状況によりご対応できかねる場合もございますのでご了承ください。ご寄付のお申し出はNPO北海道ネウボラ問い合わせフォームよりご連絡いただけましたら幸いです。

知育・学習支援については、お子様の発達を促す遊び方や、ドリルやゲームによる知育・学習へのアドバイス、デジタルネウボラの提供するプログラミングコンテンツやデジタルメディア教育についての体験・アドバイスをします。(落ち着きがない、寝ない、言葉が遅いなどの不安や、お子様への語りかけ方、絵本の読み聞かせのコツ、発達の見極めや導き方、スマホ・テレビ・ゲームの効果的な使い方など)※特にお子様の発達について不安の強い方は、ネウボラ相談室(対面・オンライン)のご利用の上、専門機関のご紹介もしております。

NPO北海道ネウボラの赤ちゃんひろば(各地ネウボラ★MamMamステーション)や、子育て相談室(ネウボラ相談室)も随時開催しています。

2か月に1度発行している広報紙やネウボラ相談室LINEで開催情報をご確認ください。

本キャンペーンは、札幌市さぽーとほっと基金「新型コロナウイルス感染症対策市民活動助成事業」です。

また、札幌市社会福祉協議会、北海道フィンランド協会の後援を受けて実施しています。


代表からのメッセージ

NPO北海道ネウボラの活動をスタートしてすぐに立ち上げたアメーバブログの中で何年か前にこのように思いを綴っていました。

代表挨拶~ネウボラ活動をはじめたワケ

私たちの世代は氷河期世代、ロスジェネ世代などと呼ばれ、少し上の世代から比べると少子高齢化社会と呼ばれる現代、人口が先細りし始める先陣を切った世代と言えるかもしれません。

しかも、日本のバブル崩壊とともに、満足な就職先がなかったり、その後のリーマンショックの影響を大きく受け、非正規雇用が拡大、正社員であっても賃金が低下するなど不遇な雇用環境を体験してきた世代でもあります。

キャリアの維持やその生活の維持のため、高齢出産を余儀なくされる時代となってきておりますが、自分自身が少し妊娠出産が人より早めの25歳だったことから、同世代の子育てより早くその体験をしてきたとも言えるのかもしれません。

世代の境目、人口変化、環境変化、IT化など技術革新により時代の変化が著しい21世紀となり、子育てや地域の在り方についても新しい時代にあった形が求められています。

新しい社会を創ることは容易ではありませんが、それは私たちの老後のためでもあり、子どもや孫世代の為という事でもあります。

本事業は、私のあの子育て乳幼児期「あの時、あったらよかった」を実現するプランです。

人と話す機会もなく孤立していた上に、貯蓄が無かったため、ほんの少しの経済的な余裕もなかったあのころ。

これから妊娠出産、子育てする皆さんにあんなにわびしい思いをしてほしいとはとても思えません。

今の日本社会の現状は、社会福祉の色々なことを間違えているのだと思います。

まだまだ手探りでの展開となりますが、これからの未来の社会では、あって当たり前のサービスになると考えています。

札幌市で継続できるよいモデルケースとなるよう、多くの皆さまにご協力をいただければと思います。

ぜひふるってお申込みください。

いつも、多くの皆さまからの活動への温かい応援・ご協力をありがとうございます。

私たち、子どもたち、そして孫たちの世代が幸せな子育てを実現できることを願って。

2020.8.3 NPO北海道ネウボラ代表 あべ絵里奈(五嶋絵里奈)

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